ナガイモのねばねばの正体の代表的なものは、「ムチン」(※1)とペクチン(※2)です。ナガイモはタンパク質分解酵素を含んでいるので、生で食べると消化を助けます。ムチンは消化管などの粘膜の保護をするため、潰瘍や胃炎の予防・改善に効果があり、また、鼻の粘膜を保護して風邪などにもかかりにくくなります。
ムチン(※1)
野菜などに含まれている水溶性の食物繊維のことで、蛋白質と多糖類(ガラクタン、マンナン)が結合した糖蛋白質の仲間です。オクラやなめこ、モロヘイヤ、ウナギ等のヌルヌルやねばねばもこのムチンです。動物の血清や唾液、胃液にも含まれ、粘膜を保護しています。
ペクチン(※2)
植物や果物に含まれる水溶性の食物繊維です。細胞と細胞をくっつける接着剤の役割をしています。煮たり、焼いたりすると溶け出して、腸内の善玉菌のえさになります。